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  長良川Walk nagaragawa walk

1990年長良川の河口堰建設をきっかけに始まったWALK、今年10年目を迎えます。河口堰は残念ながら95年から稼働していますが、いつの日か開くことを祈りながら、毎年歩くコースや季節を変えて、歩き続けています。

--------長良川WALK「歩きながら」を終えて
■ ボブさんのメッセージ  ■感想文 1 2  3 

--------グリーンギャザリングreport!!
■ ロングレポートby HAL  ■フォトレポート

-------「歩きながら」report!!
4/14-16  4/17-20  4/21-25  4/26-29

 
  --------星野川〜長良川Walk report
星野川から長良川へ、77日間歩いた 3人のWALK
2001/01/04-  1/11-  1/18-  1/25-  
2/1-   2/8-  2/15-  2/22- 
3/01-
  3/10-  3/21 長良川到着

-------- information
■ 長良川WALK「歩きながら」へのお誘い
■ スケジュール  ■ ベースキャンプ   ■ サポートグッズ
 

2001年1月4日、Peace Walker3人だけで始まったもう1つのWALK
星野村ー長良川WALK Report


星野村ー長良川WALK
01/25 (22日目)
柳井市
 今日は、先日会った北村さんに呼ばれて、川の学校に参加した。自己紹介して、皆と話をした。皆から、色んなカンパを頂いた。昼食を食べてから、中ちゃんの誕生日ケーキを食べた。中ちゃんは、喜んでくれた。今日は、雨が降っていたけど、鍋鶴を見に行った。鶴は今年、21羽来ていた。10月から3月位まで、北方から、飛来するそうだ。昔は、100羽以上来ていたらしいが、年々減っている。問題解決は簡単そうだが、決断が難しそう。後から、奥田先生の話を聞いた。とても自然が好きな人で、面白かった。夜は、カレーを作って、皆を呼んで食べた。とても、良かった。  (カカム)



 
星野村ー長良川WALK
01/26 (23日目)
柳井市
 中ちゃんは、いよいよ選挙事務所に行くのを止めたようだ。今日は、皆で、岩国にある天然酵母のパン屋さん「楽」に、改装の手伝いに行った。柱に柿渋を塗る作業。つい5日前まで、は、エッサエッサ歩いていたんだ、と思うと不思議な気分になる。お昼を頂いて、3時まで作業を手伝った。このパン屋さんは、パリさんという女性を中心に、妹のアキーラと旦那のアキラさんと、弟のヒロシさんとで、わきあいあいと、仕事をしていた。中ちゃんを除いてお互い年が近いので、いい刺激をもらった。

 最近、「ピースウォークの人がんばって下さい」といって結構カンパを頂いた。それはそれで有難いんだけど、僕は実際「ピースウォーク」って、はっきり言って良くわからない。「平和」という事だって良くわからないし、「祈り」だって良くわからない。だから、歩いてるんだろうけど、ピースウォーカーである前に、僕は僕であり、いつも笑顔でlove&peaceなんて言う余裕はない。何にも、とらわれたくない。
 「楽」の人達が、作業のお礼に焼き立てのパンをくれた。アップルパイは絶品だ。僕も自分で麦を作って、パンを焼けば、毎日パンを食べれて幸せだなっと夢想している間に、柳井市長選の32歳の候補者の講演会場に車は着いた。政治の事は、聞けば聞くほど、わからなくなる。この人は若いだけあって、かなり情熱的に前市長の批判と今の行政を変えなければ、と言ってたけど、僕はもっと、夢の話を聞きたかった。たとえバカげていたとしても、実現出来なかったとしても、現実を批判して作り上げる政治は、良く分からない。そういう事を思った、雨の降る冷たい一日。  (水津)



 
 
星野村ー長良川WALK
01/27 (24日目)
柳井市
 ウロウロと中ちゃんは運転する。いつも、思うけど、本当に運転の下手な人だと思う。僕も同じだけど、道を覚えられないのか? 頭と体が同時に動かない。今日は、空の学校があった。秘密基地を作るという事だ。光市の、何度も歩いた188号の国道沿いを、今日も通って、大峰山という所を登って行き、小道を歩いていくと、上関、祝島を一望する事のでき、海を一望できる所で、昔、海賊がのっそのっそとはいあがり、縄文人と会話した。そんな、まあるい地球を感じられて、そんな素敵な場所に、空の学校の基地を作ることになった。子供たちが、とても元気に遊んでいたのが、とても、僕らにとって、大切なものだった。
 夜、ジョーさん、マユミさん、佐竹君、香奈ちゃんが10時に到着した。久しぶりの、にぎわいを感じた。大下さんに温暖化の話を聞いた。その先には、食料危機、海水上昇、そのまた先には、南極、北極の水が溶ける、とても、大変な事になってしまう事になるらしい。この調子で、二酸化炭素を出し続けると、100年後には6度、気温が上昇するらしく、たった6度だけど、どうなるのか、とても、心配な事だなと思った。明日は、選挙日、柳井市はどこへ、そして上関は原発が止まる事になるのか?明日は祈ろう。  (かとう)

 
 
 
星野村ー長良川WALK
01/28 (25日目)
柳井市
 夜は長かった。今日は久しぶりの早起きをする事になっていたのにもかかわらず、ここまで、僕らを届けてくれた彼らが来ていた。彼らが居て僕らが居る、僕らが居て彼らが居る事は、誰も異論はないだろう。九州の熱血男児は、西の風に乗せて、彼らの魂を、ここ山口、上関に投げつけてくれた。そんな中の語り合いには、言葉など必要ないのであろう。しかし、テンポの良い九州男児は、またもや、僕らに、何らかの熱い物を投げつけてくれた。朝まで、なごりおしく語らいは続いた。あの、10日前からくり広げられた「上関に熱い想いを、北九州から」ジョーさん、マユミさん、カナちゃん、佐竹君が来ていたのだ。ジョーさんは、僕らにとって、いい兄貴であり、時には親父で、友達で、そして、本当に良き学びをくれた「師」であった。佐竹君は、心をまっすぐに、と僕らに据えさせてくれた。僕らの事を本心から想い、そして、何よりもこのピースウォークの流れを、本当に大切にしている。マユミさんは「奥さん」そのものであった。その時の印象は、自分の中では薄いが、いつも、一緒に応援していてくれ、近くにいながら、遠くで見守る、「お母さん」の様な気もした。そして、カナちゃんにも、いろいろ伝わるといいな、どんどん繋がっていきたい。令ちゃんから、コッヘルが届いた。佐竹君に無理を言って、持ってきてもらった。コッヘルは、後で気付いたが、ピカピカになっていて、超スーパーなおにぎり、赤米、ヒエ、アワ、キビ、赤豆、玄米のおにぎりが入っていて、僕と中ちゃんが、そのおにぎりで、朝から晩まで、1人2個で、十分「祈り」が、出来た。本当に有難う。

 ここ上関に、何かあるぞ、と「ピン」ときていたのは、カカムだった。そんな流れで、ここ1週間、田布施の大下さん家を基地に、柳井、田布施、光、岩国と縄文の香りがするこの辺りの土地に愛着がわきつつあった。そして、この愛が生えてきたこの土地に、今から大きな不安と希望の混沌になる、原発をめぐって、今日、まず、市長選挙投票日であった。
 今日の火の儀式は6時過ぎから行われた。最近、火との会話が少なくなってきていて、少し不安だった事と、いままでで一番多い5人で行った事もあって、とても濃くて長いものになった。もう、今日の1日は、その時点で、決まっていた様なものであった。朝の礼拝の大切さを、最近ひしひしと感じる。投票は、もう既に始まっていた。僕と中ちゃんは、朝から、柳井で祈ると決めていた。あとの皆は、上関で祈る事になって、完璧な形での「祈り」だ。きっと、他の、多くの人達も祈ってくれているのだろう。駅に着くと、お気に入りになった、喫茶店に行って、ペットボトルキャンドルに火を灯す事になった。その店は、本当にコーヒーが安く、一杯250円という信じられない値段で、しかも美味しいのである。名は「はやし」。中ちゃんは視野が大きい。近くにいた、盲目の人に優しくしてた、今まで皆大きいのだろうけど、気付かせてくれた1人である。
火を灯すと、フラリフラリと街に出かけた。とても、整備された柳井の街は、白壁の通り、と言って、江戸時代後期位から下関〜広島、瀬戸内海への中継庄屋として、栄えた家々が残っており、飛騨高山や倉敷の様な、ちょっとした観光地で村おこしをしようと考え、しかし、思ったよりも、観光客が来ていなく、これから、どうにでも、街を活気付ける事は出来るだろう、と予感のする様な場所である。皆がもっとこの周東に足を運んでくる事が、一番、原発を廃止出来る事ではないか、と思う。歩きながら、必要な物は、全て、やって来る。ペットボトルキャンドルに、蓋を拾って、風が来ない様に遊び、安定が悪くて石をのせ、バランス良く持つ事で楽しんでいると、中ちゃんが、100円ショップに行きたがるので、行ってみると、植木バチカバーがスッポリ入る木の枠があり、それをかぶせて、ハイ出来上がりは、本当に、ゆっくり物を作っていくプロセスで、常に、「遊ぶ」という事が、入っている事の大切さを知る。そうすると、必要な物は揃い、あっという間に出来上がるのである。そして、どこにもなく誰も知らない、物語が始まって行くんだろう。中ちゃんも、竜の人形を頭にのせ、プランターカバーをかぶせると、とても楽しくなってきた。
 お年寄りが、フラリフラリとしていた。そのお年寄りは、投票所に行くとの事、僕らは待っていた、僕らは投票所の場所を知りたかった。そこで、祈りたかった。おじいさんは、本当に疲れていた、足腰が仕事を止めてから弱り、頭も少し弱りかけてきた様子で、2時間もフラフラしていた。それでも選挙に行くと、弱いものというのは、どれほど弱いのか計り難い。人が、どう感じているのかを感じるのも大切。でも、自分のリズムをくるわしてまで合わせるのは違う。人は、無欲の時、自分のやりたい事がはっきりと見えていると、それは、おもしろい様に、事が進む。祈りは想いから来ているのか? 想いは伝わるのか? あかの他人にも。それは、そっと、心に灯すだけでいいのかも。お互いの理解は時間がかかり、難しくもあり、また、楽しむ事も出来る。何が必要で、何が必要でないかを、見極める事が、大切かも。
それから、役所で祈った。役所へ行く途中、若いバンドマン2人組を上手く誘った。中ちゃんは、楽しい雰囲気が大切だと、彼らを、陽のあたる場にさそった、全て、さりげなく楽しんで、それが大切。そして、祈りは、見せものでも何でもなく、ただ、自分のために、それが、人のためになり、地球のためにする事が、自分に導いてくれるのだと、自分の中の甘い考えに、少々、カツを入れる事が出来た。小雨は、本降りになって、みぞれ混じりの、とても寒い日になってきた。それでも中ちゃんは暑く、役所のロータリーを駆け巡った。僕は自分の本来の役目を思い出し始めていた。自分は、この地球に、そして、未来に、何が出来るのか?その日の祈りは、とても気持ち良かった。気持ちがいいと、全てが明るく見える。決して、肌寒い雨が降ろうとも、険しい顔が並んでいても。   (かとう)


 
 
星野村ー長良川WALK
01/29 (26日目)
田布施
 選挙は、原発推進派の圧勝だった。現実は厳しい。ただ、これで、全てが決まった訳ではない。頭で、賛成、反対と決めるのではなく、多くの人が心から想う事が大切なのではと思います。そのために、我々は、心をもっとクリアーにした方がいいし、もっともっと自然に触れ合い、心を豊かにして、その心を、他者と、人間以外の生き物から、分かち合う事から、何かを想いあえるのではないでしょうか。僕達は、あさって出発するつもりです。本当の意味での正月だった様な気がする。色々な人と出会い、色々な刺激をもらい、新しい気持ちで、旅が始まる様な気がします。  (水津)


 
 
星野村ー長良川WALK
01/30 (27日目)
田布施
 最初で最後の日記を書く事になった。1月21日、柳井市長選挙告示の日から、ずっとウォーカー3人衆と、ここ田布施の地で寝泊まりをしている。今日が最後の夜である。それにしても、本当に楽しい毎日だった。今回、ウォークはしてないけれど、毎晩皆で話合いながら、少しずつ自分自身を再発見しているのだ。ありがとう!!毎日が、歩くって何なのか、生きてるって何なのか、考えさせられる日々だ。さあ、皆で、自分自身を取戻す旅に出よう。自分探しの旅に出た3人衆は、ここ田布施の人々の、温かい心に出会い、希望の光を見つけた様です。  中村光則 (中ちゃん)


 
 
星野村ー長良川WALK
01/31 (28日目)
田布施→岩国
 今朝は、早くから10日間もお世話になった寝ぐらを、皆で掃除した。今までは見た事もなかったオレ達を、快く受け入れてくれた、大下さんや、周囲の人達に、本当に感謝している。ここの土地で繋がれた人達から、色々学んだ事、温かい心に触れ合えた事は、本当に、今のオレ達に必要な事だった気がする。感謝の気持ちで一杯になった。朝、大下さん一家と、光市 賢二の学校の陽子さん、愛ちゃん、小林君達に見送られて、オレ達は、柳井駅を出発した。
 新しい気持ちで出発したオレは、久々のWALKが楽しかった。心身共に良いコンディションだ。オレは、今まで会った人達からもらったメッセージを思い出しながら歩いた。 国道188号は、ゴミが、沢山落ちていた。誰が言い出した訳でもなく、ゴミを拾いながら歩いた。由宇町に入ったら、野坂君が、大下さん家に届いたFAXを届けてくれた。そしたら、由宇町の役場の人が近づいて来て、ゴミ拾いをしてる人が居ると、報せを受けて、探していたと言っていた。オレ達は、調子にのって、ガンガン、ゴミを拾って歩いた。心が美しくなります様に。
 中ちゃんが昼食を持って現れた。中ちゃんは、和田さんから、新しいメッセージを持ってきた。抑圧してきた自我を解放しろという話を聞いて、オレは、肩の荷が、また1つ下りた気がした。昼からは、鼻歌まじりで歩いた。今日から、ジョーさんに貰った靴をはいてみた。WALKにはもったいない位、良い靴だった。海岸沿いの道は、とてもキレイで、良い再出発が出来た。夕方、暗くなってから、錦帯橋近くの青年自然の家に着いた。前回泊めてもらった処に、中ちゃんがたのんでくれて、泊めてもらう事になった。昨日までに、充電されたおかげで、はっきりとした目標と身体で、これからも上手くいきそうな気がする。   (カカム)


 
 
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