和栗由紀夫 舞踏 好善社 舞踏譜の7つの世界
ENGLISH
HOME
舞踏手 和栗由紀夫
経歴
文集
フォトギャラリー
CD-ROM 舞踏花伝
概要
舞踏譜の7つの世界
舞踏譜を読む
オンライン注文
舞踏譜の7つの世界 Photo
DVD-ROM「舞踏花伝」より抜粋。
DVD-ROM「舞踏花伝」の概要はこちら
DVD-ROM「舞踏花伝」のご購入はこちら


舞踏譜とは、私の師である土方巽から口伝された踊りの振付を書き留めておいた文章を整理したものです。詩のような文体が続きますが、それぞれの言葉が具体的な踊りのフォルム、動き、身体の関わり方などを示しています。行くつもある舞踏譜を、意味に応じて私なりに7つの世界に分けて配置してみました。

画面下の方は不定形で、濡れて、重い世界です。上に行くにつれて、はっきりとした形をとりはじめ、乾いて、軽くなってきます。さらに上には形態が粒子や神経にまで分解され、やがて輪郭を失い、外部空間に溶けていくような世界が続いています。

「解剖図鑑の世界」はマグマのように不定形で、いのちが人の形をとる以前の状態です。
「焼け落ちた橋の世界」で、かろうじて混沌の中から人の形をとりはじめます。
「壁の世界」で土、石、砂などの材質の違いを認識し、厚み、背後などの立体感を獲得し、
「鳥とけだものの世界」で、多彩で複雑なフォルムが展開されます。

そこからフォルムの輪郭が二つの方向に向かって空間に溶解しはじめます。

「花の世界」を通れば輪郭がぼやけて粒子となって拡散しはじめ、「神経病棟の世界」を通れば神経の枝が細かに分裂しながら増殖して空間に延びていきます。

そしてさらに分解が進んだ粒子や神経は、「深淵の世界」に至って、次第に空間や光そのものと化していくのです。

このように、それぞれの舞踏譜は広い範囲の世界を扱いながらひとつひとつが少しずつニュアンスを変えながら有機的につながっているのです。

舞踏手 和栗由紀夫
経歴 | 文集 | フォトギャラリー
DVD-ROM 舞踏花伝
概要 | 舞踏譜の7つの世界 | 舞踏譜を読む | オンライン注文
(c)2006 和栗由紀夫 舞踏 好善社
〒185-0032 東京都国分寺市西町2-22-1-105
Tel : 0425-80-6152 Fax : 0425-80-6153
*CD-ROM「舞踏花伝」についてのお問い合わせは、e-mail :butoh@otsukimi.netまでお願いいたします。